ボーイスカウト杉並第3団 活動ブログ

日々の活動を中心に、記録として残していきます。

体験集会

今回の体験集会のテーマは「五感を磨け」です。五感とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来の分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさします。それらを使ったチェックポイントを4つ用意し、指令書を渡したうえで参加者に体験してもらいました。

 

団の関係者は朝9:30に会場の桃井幼稚園に集合、モンキーブリッジを設営したり、チェックポイントの準備をしました。ちなみに開始時間は13:00からです。以前は朝から開催していたので前日準備が必要だったのですが、午後開催にするようにしてからは、準備を含めて一日で終われるようになりました。

 

モンキーブリッジは、ベンチャー隊のリーダーを中心に若手スカウトと団委員、保護者が協力して設営しました。また、今年は他団のスカウトも一部参加するため、そちらのリーダーも手伝っていただけたこともあり、その他の各チェックポイントの準備も含めて手際よく進めることができました。

 

途中、まったく関係がない男性が会場に迷い込んでくるというトラブルがありましたが、早めの声掛け、会場外への誘導、立ち去るまでの監視と、想定外の対応ではありましたが、うまくできたと思います。いつもうまく対応できるとは限らないので、来年以降は想定に入れておきたいと思います。

 

12:45くらいからボチボチと参加者が集まってきました。合計で30名ほどですが、13:10くらいにはほぼ揃いました。最初のアイスブレークでは班分けした子どもたちにお互いに自己紹介をしてもらい、体験集会の開始です。

 

CP1は「箱の中身は何だろな?」で、触覚を試すゲームです。5個の箱の中身を触って特定し、クロスワードにはめ込んで出てきたキーワード「ほんむすび」を班にいるスカウトがみんなに解説する。いちおうスカウトの見せ場にしたつもりです。

 

CP3は「音キムス」。キムスって何???という方もいるかもしれませんが、ボーイスカウトの逸話に出てくる観察力の優れた少年の名前です。Aテンの中から鳴らす音を当てるゲームを行いました。聴覚。

 

CP4は「モンキーブリッジ」。これは味覚要素はありません。ただ渡るだけですが、バランス取りながらみんな楽しんでいました。一番人気。CP2は写真奥の「暗夜航路」です。目隠ししたまま木や遊具の間に渡したテープをたどっていきます。途中、匂い当てゲームを挟んでゴールです。視覚と嗅覚。

 

最後に閉会式で「猛獣刈り」をやって終了です。みなさん楽しかったかなぁ。

 

さて、今回の体験集会では、スカウト募集に力を少し入れてみました。
 ・保護者への説明会は行わない
 ・受付に「スカウト募集」のチラシを掲示
 ・入団相談コーナーを設置
 ・参加者へ渡す資料を学年に合わせて変える(BVS/CS)
 ・隙間時間で次の集会の宣伝をする などなど

その効果もあってか、いつもより参加者の反応が良さげです。スカウトが増えますように。

 

また、開催にご協力いただいた杉並4団のリーダーの皆さん、ありがとうございました。

母の日の工作

本日、5/14()は母の日。ということで、ビーバー隊はそれぞれお母さんへ渡すプレゼントの工作を製作しました。メンバーは3団のスカウト3名と、体験2名、ご近所の6団のスカウト1名の、合計6人です。最近は母子・父子家庭も珍しくないため少し配慮しないといけない場合もあるようですが、今回の参加メンバについては特に何事もなく工作を開始しました。

 

作るのは、紙皿を二枚あわせてポケット形状にしたメッセージホルダーです。そこにメッセージカードを差し込んで、飾り付けて完成となります。最初に隊長が見本を見せてあげました。

 

さて工作はカーネーションの折り紙・切り花から始まります。4つ折りにして、ハサミで花びらのギザギザを切り込んで行きますが、スカウトによってはハサミの使い方がまだまだ怪しい部分が残っていたりします。なるべくハサミを動かさないように、紙を動かしながら切っていけばうまく切れるよとアドバイス

 

つぎに紙皿一枚を半分に切って、それをもう一枚の紙皿と貼り合わせます。最初はノリで貼り合わせようとしましたが、うまくつかなかったので急遽ホッチキスで止めることにしました。スカウトたちが「ホッチキス最強〜」と感嘆の声をあげていました。

 

続いてメッセージカード作成。好きな色の画用紙を6枚に切ったものをメッセージカードとしました。お母さんへ感謝の気持ちを書いていきます。そうすると、先程の紙皿のメッセージホルダーにピッタリ入ります。

 

最後に飾り付けです。思い思いに絵を描いたり、モールを貼り付けたり。カーネーションの折り紙ももちろん貼り付けます。途中で雨が振り始めたので、部屋の中に移動。

 

完成後はみんなで「工夫した点」や「苦労したところ」を発表しあって解散としました。かなり自由に作らせたので、模様が雪だるまだったり、モールが立体的に貼り付けてあったり、バリエーションに飛んだものができました。

お母さんも喜んでくれると思います。

台湾・雲林231団との国際交流

5/13(土)に、台湾の雲林231団と国際交流を進めていくための打ち合わせを行いました。この活動は、台湾に勤務するリーダーの伝手で台湾の雲林231団と今年から始めているものです。

 

台湾のボーイスカウトは基本的に学校に所属していることが多いのですが、雲林231団は地域の団となり、スカウトは男女あわせて50名程度と、規模は杉並第3団とおおよそ同じくらいになります。

 

また、2月には杉並第3団から若手リーダーを台湾に派遣し、台湾の活動を実地に視察してきてもらいました。一週間の滞在期間中は先方から大歓迎を受け、参加した若手リーダーたちも感激して帰ってきました。

 

今回は、そのお礼を団委員長から伝えるとともに、今後の交流内容を決めていこうということで、オンラインでの打ち合わせが行われました。打ち合わせには、杉並第3団からは11名、台湾の雲林231団からは15名が参加しました。いずれも団のリーダーや団委員のメンバです。

 

まずは団委員長が2月の視察時の大歓迎のお礼をのべ、つづいてお互いの参加者の自己紹介をしました。その後、台湾側メンバが日本訪問をする話だったり、ビデオレターの交換などをどうするかなどを話をしていきました。

 

台湾メンバは日本語を喋れる方も数名いるようで、発音もしっかりしていてびっくりしました。また、英語・中国語・日本語が入り混じる中、お互いに理解しようという雰囲気があり、とても有意義だったと思います。

 

細かい部分はまた個別に話をしていきましょうということになりましたが、限られた時間で必要なところはお話できたかなと思います。

 

5月から日本もコロナの規制がなくなり、実際にスカウトが台湾に行ったり、また日本に来たりすることがあると思います。団としての国際交流はこれまで経験がなく、まだまだ手探りの状態ではありますが、今後の活動がとても楽しみです。

ご近所ハイク 〜善福寺川コース〜

ここ数年、4月の最初の活動はご近所ハイクというのが定番化してきています。4月から新しく加入したスカウトもいたりするので、みんながどれくらい歩けるのかを見る目的があります。しかし、今年は現時点で全員がビッグビーバー。それなりに歩けることはわかっていたので、ちょっと長めのコース設定にしました。

 

集合は杉並区原っぱ公園です。管理等の机を借りて、ハイキング中のビンゴを作成しました。白紙のシートに「いぬ」や「ねこ」「おおきないけ」などの言葉が書かれた紙片を貼り付けていきます。実は、いつも隊長が印刷してきた1種類の同じビンゴ表を全員が使っていたので、まったく差がつかなかったのですよね。今回は全員が違うビンゴ表を持つことになったので、誰が最初にビンゴができるのか楽しみです。

 

そうしていよいよ出発です。出発してすぐに、目の良いスカウトが遠くにある「しょうかき」を見つけたのはびっくりでした。その一方で「もみじ」はなかなか見つけられませんでした。やはり視点の高さが大人とは違うので、高い位置にあるものは難しいかもです。その他に公園の中で見つけたのは、「いぬ」や、杉並のキャラクターである「なみすけ」などなど。

 

公園を出てから南下し、アニメミュージアムを過ぎて善福寺川にぶつかったら、そこから川沿いに上流へ歩いていきました。川はコンクリートで護岸されているので生き物はあまりいない印象を持っていましたが、大きな鯉や鴨、鵜などがいて、スカウトたちも指さしながら歓声を上げていました。ちなみに川にいた鯉は外来種で、雑食性なので水草や水生昆虫などを根こそぎ食べてしまうんで、国際自然保護連合ではコイを世界の侵略的 外来種ワースト 100 に選定しているそうです。

 

そうこうしている間に、善福寺公園に到着です。日差しが出てきたので、シータポンを敷いておやつの時間です。みんな持ってきたおやつをワイワイしながら食べました。

 

善福寺公園を出たら、あとはスタートの原っぱ公園へ戻っていきます。青梅街道を渡ったり、車通りが多いところを歩くので、みんなで気をつけて歩いていきました。おまわりさんにも挨拶。

 

途中、ラーメンの自動販売機も見つけましたね。

 

今回歩いたコースはこちら。だいたい5kmちょっとあるようです。みんなよく頑張りました。

 

しかし、、、スカウトたちはまだまだ体力が有り余っていたようで、原っぱ公園の内周コース600mを全員でかけっこし始めました。いやー、スゴイな。。。

トトロの森〜狭山湖ハイキング

そろそろ東京も桜の開花が始まりました。昨日は小雨が振っていましたが、今日は打って変わって暑いくらいの晴天で、まさにハイキング日和です。
朝9:00に西武新宿線井荻駅に集合。4名のスカウトに加えて、今日は3名の団委員の方と一緒にトトロの森から狭山湖ハイキングに出発。先頭車両に乗るため、ホームをちょっと移動していきます。
先頭車両に乗ると、スカウトたちは必ずと言っていいほど運転席の窓から進行方向の景色を楽しんでいます。

多摩湖から西武球場前へはレオライナーに乗ります。レオライナーは案内軌条式鉄道という種類の鉄道で、ゴムタイヤで移動するタイプのものです。普段の電車とは乗り心地がまったく違うためか、スカウトたちもかなり気に入ったようです。帰りもこちらになりたいとリクエストあり。

スタートとなる西武球場では誰かのコンサートをやっているようで、続々と人が集まっていました。その人混みを尻目にハイキングスタート。トトロの森を目指して歩き始めます。途中、畑脇の道路をみんなで歌いながら歩いていったりしました。これだけ天気がいいと、スカウトたちも歩いていて気分が良いのか、「とっとろ〜とっと〜ろ〜」と歌い始めました。が、、、おんなじところを何度もループしていますw
ハイキングの目的地であるトトロの森が見えてきました。なんだか雰囲気がありますよね。

ここが1号地の入り口の看板です。少し長めの階段を上っていきます。森の中を歩くのですが、距離はそんなにありません。森を抜けて神社でお参り。神社脇の抜け道から、またアスファルトのルートに戻っていきます。

コース脇の民家の植え込みが、トトロの形に剪定されています。スゴイ。

そして狭山湖の堤を上っていきます。めちゃめちゃ大きい。堤を登りきると、そこは素晴らしい湖の景色が広がっていました。晴れて良かったです。

狭山湖の脇の休憩所でみんなでお弁当を食べ終わったら、どんぐりでトトロの工作をしました。修正ペンでどんぐりに白で下地を作り、そこに目とお腹の模様を書き入れました。どんぐりの殻はアクリル塗料などでも弾くのですが、修正ペンは比較的大丈夫のようです。みんなうまく出来たかな?

テーブルの上にどんぐりトトロを並べてみました。

狭山湖を出て西武球場前へ戻る途中、山口観音金乗院に立ち寄り。ここは新田義貞公が馬を奉納したと言われる寺社です。参詣に訪れる人もけっこういました。スカウトたちも、人参の形をした絵馬にお願い事を書いて馬に奉納しました。ここは裏に回ると小窓から観音様を拝むことができます。(裏観音)ビーバースカウトたちでは身長が少し足りなかったので、軽く持ち上げて覗いてもらいました。お参りも済ませて、ようやく駅に向かいます。

無事、井荻駅にまで戻ってくることができました。今回が最後となるビッグビーバーに記念品を手渡しました。お疲れ様でした。楽しかったかな。

今回歩いたコースです。

科学技術館見学

今日は江戸城跡、北の丸公園・竹橋にある科学技術館を見学してきました。ちょうど前日家族で訪れたというスカウトもいたのですが、どう頑張っても1日で全てを見ることができるようなボリュームではないので問題なし。スカウトは4名参加です。

ちょうど東京マラソンの日程とかぶっており、ゼッケンをつけたランナーや、応援グッズを持った人たちもチラホラと見受けられました。

科学技術館の開館は10時ですが、すでに少し人が並んでいます。一階でやっている特別展と、科学技術館の整理券が必要なイベント・展示のためかと思われます。

この科学技術館の2階から5階には、車や自転車、車、製鉄、建設、薬、メカなど約20のテーマの展示室があり、実験ショーや工作教室などの体験型プログラムも実施しています。

とりあえず、参加したい体験型プログラムの整理券をスカウト四名分、無事に確保して、その開始時間までは展示を見学して回ることにしました。

 

こちらは3階にあるお薬に関する展示・クスリウムです。くすりの歴史や新薬の開発、安全な使用方法について紹介されています。いくつかのクイズを答えて行くくすり研究員入門ラリーも実施されており、スカウトたちも楽しく挑戦していました。

 

こちらは同じく3階のDENKI FACTORYです。ペダルを回して発電していきます。発電するって大変ですね。


さて、11時になったので、2階のものづくりの部屋で行われる体験型プログラム「レーザーオリジナル定規」の製作に参加してきました。

 

スカウトたちが自分でパソコンを操作して、オリジナルの定規をデザインしていきます。CADを使うのですが、初めて使うアプリケーションで最初は少し戸惑っている感じもありましたが、インストラクターの方の指導が進むにつれてだんだん操作にも慣れて、みんなかっこよいデザインをすることができました。

できあがったデザインは、写真にあるレーザーカッターでアクリル版から切り出していきます。文字などは彫刻し、星や♪などはキレイにサクサクと焼き切ってくれます。
いやー、一家に一台は欲しいですね。このくらいのレーザーカッター。


オリジナル定規の製作が終わったら、2階の団体休憩室でお昼ご飯です。けっこう広いスペースが休憩用に解放されています。大人数で来ても、たぶん大丈夫。

まだまだ科学技術館はいろんな展示があります。ドライビングシュミレータでは「コネクテッド」という、他の車や周辺施設の情報が自動的にフロントガラスへ表示されるシステムも体験できます。


しかし、ビーバースカウトたちには車の運転が難しすぎるようでした。ガードレールにぶつかり、対向車線に突っ込み、コネクテッドの便利さなんて味わう余裕もないようでした。しかし、かなりリアルに車が再現されててびっくりしました。

 

車のドライビングシミュレータの近くには、バイクのワインディングロードの運転を体験できるシミュレータもありました。バイクにまたがるスカウト、様になってますね。
そして5階にはこんなイリュージョンが。中心の渦巻きを見ていると、だんだん体が斜めに傾いていきます。体勢の維持には視覚情報も重要だということが確認できるトリックです。

 

こちらはジャイロ効果を体験できる設備です。真ん中のホイールをグルグル回した状態で傾けると椅子がいろんな方向に一緒に回っていくというものです。不思議ですね。

 

そして、スカウトたちが「ピタゴラ!」と言って行きたがったメカの展示です。スペース全体にコースが用意されていて、そこには大きな金属製の球体が転がっています。いろんな仕掛けを使って、その金属球を運んでいきます。まさにメカメカしい感じがワクワクさせてくれるんでしょうね。


楽しい時間は終わりを迎えます。最後に3階にある寄付のための展示に行きました。これはコインを投入すると中心の穴に向かってぐるぐると転がりながら吸い込まれていくやつです。10円玉、1円玉、50円玉をいれて見ましたが、10円玉が一番長い時間グルグルしていたようです。重いからかな?

 

朝の10時から14時くらいまでいましたが、おそらく1/3程度しか見ることが出来ませんでした。まだまだ楽しい展示がたくさんあるので、続きはまた次回ということで。。。
売店もいろいろと楽しいグッズが販売されてるんですよねー。物色したいけどそちらもまた今度。

BP祭

今日は隊集会 BP祭です。
BPとは、ボーイスカウト創始者であるロバート・ベーデン=パウエル卿のことです。
ボーイスカウトでは敬意を表して彼の誕生日である2月22日に近い活動日にお祝いをします。
まず、BPについて隊長のお話を聞いたり動画を見て学びます(写真撮り忘れました(^^;) )
そのあとはスタンツです。『アンノウンスカウト物語』を即興で演じます。
≪アンノウンスカウト物語≫
アメリカから仕事でロンドンにやってきたボイス氏は、目的地への道がわからず困り果てていました。
そこへ少年が近づいてきて、「なにかお役に立てることがありますか?」とボイス氏にたずねます。ボイス氏が道に迷って困っていることがわかると、少年は道案内をします。
アメリカ人の風習でボイス氏が少年にチップをあげようとすると、少年は右手を挙げて敬礼し、「僕はボーイスカウトです。今日も何か良いことをするつもりでいました。お役に立ててうれしいと思います。スカウトは他の人を助けることでお礼はもらいません」と言いました。
ボイス氏は目的地で用事を済ませた後、少年にボーイスカウトの本部まで案内してもらいました。が、名前を聞く前に少年は霧の中に姿を消していました。
本部でボーイスカウトのことを詳しく聞いたボイス氏は、アメリカに帰って大統領のタフト氏にこの話をし、アメリカでボーイスカウト運動が始まりました。
一人の少年の善行がアメリカにボーイスカウトを伝えるもとになったのです。
まず配役を決め、小道具作りをします
セリフを覚えながら練習スタート
いよいよ本番です
観客はビーバー隊のみんなとリーダー達です
さっきまでの様子と違ってお客さんがいると緊張してしまいます(´゚д゚`)
緊張してセリフが飛んでしまったりとハプニングはありましたが、短い練習時間でみんなよくがんばりました👏
ビーバー隊のみんなやリーダー達から感想をもらったあと、隊長からチャレンジ章を受け取って解散しました。