ボーイスカウト杉並第3団 活動ブログ

日々の活動を中心に、記録として残していきます。

BP祭

今日は隊集会 BP祭です。
BPとは、ボーイスカウト創始者であるロバート・ベーデン=パウエル卿のことです。
ボーイスカウトでは敬意を表して彼の誕生日である2月22日に近い活動日にお祝いをします。
まず、BPについて隊長のお話を聞いたり動画を見て学びます(写真撮り忘れました(^^;) )
そのあとはスタンツです。『アンノウンスカウト物語』を即興で演じます。
≪アンノウンスカウト物語≫
アメリカから仕事でロンドンにやってきたボイス氏は、目的地への道がわからず困り果てていました。
そこへ少年が近づいてきて、「なにかお役に立てることがありますか?」とボイス氏にたずねます。ボイス氏が道に迷って困っていることがわかると、少年は道案内をします。
アメリカ人の風習でボイス氏が少年にチップをあげようとすると、少年は右手を挙げて敬礼し、「僕はボーイスカウトです。今日も何か良いことをするつもりでいました。お役に立ててうれしいと思います。スカウトは他の人を助けることでお礼はもらいません」と言いました。
ボイス氏は目的地で用事を済ませた後、少年にボーイスカウトの本部まで案内してもらいました。が、名前を聞く前に少年は霧の中に姿を消していました。
本部でボーイスカウトのことを詳しく聞いたボイス氏は、アメリカに帰って大統領のタフト氏にこの話をし、アメリカでボーイスカウト運動が始まりました。
一人の少年の善行がアメリカにボーイスカウトを伝えるもとになったのです。
まず配役を決め、小道具作りをします
セリフを覚えながら練習スタート
いよいよ本番です
観客はビーバー隊のみんなとリーダー達です
さっきまでの様子と違ってお客さんがいると緊張してしまいます(´゚д゚`)
緊張してセリフが飛んでしまったりとハプニングはありましたが、短い練習時間でみんなよくがんばりました👏
ビーバー隊のみんなやリーダー達から感想をもらったあと、隊長からチャレンジ章を受け取って解散しました。

ホバークラフトボウリング大会

もうすぐ2/22です。2/22はボーイスカウト創立者 ロバート・ベーデン=パウエルの誕生日です。世のボーイスカウト界隈ではBP祭とやらをやっているようですが、我らが杉並3団BVS隊はひと味違います。

この日の活動のメインは、なんと工作&ボーリング大会です。この日の集会はスカウト2名でしたが、楽しく盛り上がりましょう。

 

と言っても、BP祭的な要素も入れておこうと、最初にボーイスカウトの設立趣旨などを隊長から紙芝居形式で簡単にスカウトたちへお話ししました。いつ、どこでボーイスカウト活動が始まったのか、どんな活動をやっているのか、そしてBPの奥さんも同じ誕生日(2/22)だという豆知識もあり。ビーバースカウトたちもよく理解してくれたようです。
そして本題。

 


まずはダンボールとビニール袋を使って、パタパタホバークラフトを作っていきます。ダンボールは厚めと薄めの2種類用意してあり、好みの方を選んでもらいました。実はこの厚さによってホバークラフトの滑り方がだいぶ変わってくるんですよね。

パタパタホバークラフトの作り方は、この記事のいちばん下に資料を添付していますので、ご自由に再利用して下さい。

ちなみに、ビーバースカウトたちにとっては薄いビニール袋を丸く切り抜くのが難しかったようです。やわらかすぎるので、紙のようにはなかなかすんなり切れません。しかも円形にくり抜きます。中心にハサミを入れてからすべらせるように切り取っていくのがラクでキレイになるんですが、そうはうまくはできないよね。
ビニール袋と組み合わせるダンボールに思い思いの絵を書いてしまえば完成です。作業時間は30分ほど。せっかくなので、お父さんたちにも作ってもらいました。

 

ホバークラフトができたら練習です。押し出すときに勢いをつけすぎると前が浮いてしまい、ひっくり返ってしまいます。ちょうどいい力加減で、なるべく強くすべらせていくようにする必要があります。けっこうテクニックが必要。
ターゲットまでの距離は、この練習の様子をみて2m(くらいのところ)としました。
保護者のお父さんたちにも作ってもらっています。ダンボールの下に入れている穴のあいたビニール袋がいい具合に空気を保ち、摩擦少なくスーッと滑っていくのが気持ち良い。

いよいよボーリング大会。なぜかピンは8本ですが、後ろの大きい2本は倒せば2点です❢しかし、きちんと勢いがついていないと後ろの2本はなかなか倒れてくれません。
もっとうまく滑るよう、スカウトたちのチューニングが始まりました。
チューニングのポイントとしては、ダンボールの2枚重ねというのがいちばん効いたようです。重みが増すことで全体として浮き上がりにくくなり、安定感が格段に出てきます。それ以外に、ダンボール前方に重さを追加して前傾にさせるのも効果があったようです。

他に、ビニール袋にあける穴を可能な限り大きくすること。穴が小さいと床との接地面が大きくなって摩擦が増えます。適度に抜けていく空気で摩擦を減らすので、ギリギリの大きさにまで攻めて切り取っていくのが良いようです。ただし、切り取りすぎるとパンクしてしまうので要注意。

 

そんなこんなで大人も一緒になってゲームを楽しみ、気がつけば大盛り上がりでした。
最後、お隣でやっていたカブ隊のスタンツを鑑賞して本日の活動終了です。
こちら、パタパタホバークラフトの工作手順です。

ゲームのターゲットの距離が3mくらいと書いてありますが、最初は2mくらいで始めた方が良いかと思います。最初は3mだと遠すぎるかと思います。もちろん、チューニングがうまく進めば、3mでも楽しむことは可能ですよ。

ご近所ハイク 荻窪南

今回のビーバー隊の活動は、荻窪駅の南口から商店街・住宅街を歩く「ご近所ハイク」です。テーマは交通ルールと植物探しです。

 

朝9:00に荻窪駅のメトロ側の通路に集合です。3名のスカウトが参加しました。
最初に隊長から交通ルールと標識について簡単に説明を受けます。歩いている途中で見つけた標識は、もらった図にマルを書いていきます。コースは2Kmちょっと。その間にいくつの標識を見つけることができるでしょうか?さっそく出発です。

 

休みの日で人も多いです。なるべく道路の端を歩いていきます。
途中で標識を見つけたときは立ち止まって図にマルを書いていきます。
善福寺川の横を通っていきます。

途中で大田黒公園で一休み。しかし、ここで隊長から指令が。受け取った指令文を解読するスカウトたち。なにやら植物を探せという指令のようです。「たぬき」や「こけし」などのヒントが書かれていますが、さてわかるかな?

 

指令文を解読したら、ネームプレートを参考に目的の植物を探し回ります。珍しい植物だったりすると、なかなか見つかりません。見つけたら隊長に報告です。ちなみに、指令文に書かれた植物が、整備によって取り除かれていたというハプニングもありました。


それぞれ3つの指令文を解読したら、さて荻窪駅に戻ります。

 

ゴールの荻窪駅についたら、途中で見つけた交通標識をみんなで共有しました。どの標識がどんな意味を持っているかも隊長に教えてもらいました。
今回使用した指令文と、大田黒公園の植物リストを参考のため置いておきます。

わくわくフィールド体験集会開催

2023年1月29日(日)に、杉並区私立桃井幼稚園において「わくわくフィールド杉並清水」を開催しました。天気は快晴で、ちょうど寒波が来ているところでしたが比較的温かい1日でした。

 

イベントは13:00からなのですが、杉並第3団の関係者は朝8:30に集合して準備を開始しました。チェックポイントや本部、モンキーブリッジ、Aテン、立ち竈などの設営・工作です。モンキーブリッジはベンチャー隊長を中心に、団委員や保護者も協力して組み上げました。

 

本部の方も、ここで渋滞が発生しないように名札やネッカー、参考資料などを整頓して準備しています。いつ一般参加者が来ても万端です。今回のイベントは、杉並区の共催になるので、入り口にのぼりを立てさせていただきました。こののぼりを見て、通りがかりに興味を持たれる方もいました。

12:30を過ぎた頃から、徐々に参加者のみなさんが集合し始めて来ました。一般参加者は全部で30名です。季節柄、体調を確認しながら資料などを手渡して行きます。

 

そしてイベントの開始です。最初に、ビーバー・カブのスカウトと一般参加者を5班にわけてお互いの自己紹介をしてもらいます。名前のあいうえお順だったり、誕生日順に並び替えてもらうことで、少しでも顔と名前を覚えてもらいました。

いよいよイベントの中身であるラリー開始です。各班の班長は杉並第3団のカブスカウトたちです。もらった指令書を班のみんなで確認して、指示されたチェックポイントに向かっていきます。

 


最初のチェックポイントは水運びです。底に小さな穴の開いたペットボトルに水を入れて、天秤にぶら下げて運んで行きます。何もしないと底の穴から水が漏れるのですが、キャップをすることで大気圧の影響で水を漏らすことなく運ぶことができます。災害時の簡易水栓として利用することができますよ、ということを学びました。

 

次は火起こしです。炭に木切れや落ち葉などを投入して、火の上に張ってある糸を全部焼き切るまでの時間を競います。焚き火におっかなびっくりしていた子供たちも、だんだん楽しそうに木切れを投入していました。火の管理も大事な任務です。
3つ目のチェックポイントは「キムスゲーム」です。ボーイスカウトではおなじみのゲームです。キム少年の逸話に基づく記憶力ゲームですね。シートの下に隠してあるモノを、30秒で覚えて、それをあとで書き出します。何個覚えられたか?というゲームです。


そしてロープワーク。今回の対象が年長〜小4だったこともあり、ロープワークを直接教えるのではなく、ロープを使ってみんなでゲームをしました。輪っかを2つ作って、スタートからゴールまでそれを投げてつたいながら移動していきます。輪っかが狭すぎて、おっとっととなることもありました。

 

最後のチェックポイントは、幼稚園内の追跡記号を使ったゲームです。要所要所におかれた木や石のマーキングを探し、謎を解いていきます。最後はお宝を見つけることができました。


チェックポイントを回ったあとは、モンキーブリッジで遊びました。不安定なロープの上でも、子どもたちはバランスをとりながら上手に渡っていくことができました。モンキーブリッジは子どもたちの大行列ができる人気の工作物です。最後に帰着報告をして参加賞をもらって解散です。コロナ制限がだんだん解除されてきて、外遊びができるようになってきているので、スカウトも増えていくといいなと思います。

 

おまけ。幼稚園の園庭に設置したAテンで寒さを凌ぐカブスカウトたちです。

ビニール凧の作り方

ここ数年、ビーバー隊で製作している凧の作り方を、備忘を兼ねて公開します。誰でも簡単にできて、よく飛びます。その材料は材料はだいたい100均で揃えることができます。

 

そこそこ風が吹いていれば、だいたい20mくらいは飛ばすことが出来ますが、それ以上は凧が紐の重さに負けてしまいます。それに、ビーバースカウトくらいだと、これ以上揚がると扱いが難しくなってしまします。

 

もっと飛ばしたい場合は、もっと大きいものにする必要があります。もし大きい凧を作る場合は、竹ひごの長さに比例させて全体を大きくしてください。
50cmの竹ひごを使って作ったときは、80mのタコ糸が全部出てしまうくらいよく飛びましたよ。

■用意するもの

  • ゴミ袋(とにかく薄っぺらいやつ、45Lで4つ取れます)
  • 竹ひご 2本(36cm : 100均で購入)
  • たこいと 1.5~2mくらい ※長めが良い
  • たこいと20m以上
  • 型紙(下記の写真参考)

■必要な道具

  • はさみ
  • セロテープ
  • 油性ペン
  • 新聞紙

■準備

油性ペンを使用するので、まず新聞紙を床に敷いて下さい

 

■製作手順

  • まず、型紙にしたがってビニールを切り出します
  • 凧の足は4cm幅で長さは50cmくらいで2本とります
  • 次に、切り出したビニールに竹ひごをセロテープで貼り付けます
  • ビニールの横の角をテープで補強します
  • そのテープの部分に穴を開けます
  • 開けた穴に横糸(たこ糸)を結びつけます
  • 結びつけた横糸の真ん中にたこ糸を結びつけます
  • 最後に足をセロテープで取り付けます

※PDF版は、この記事の最後に添付しています。

■ポイント

  • ゴミ袋は、とにかく薄っぺらいやつを選択してください(安モノがむしろ良い)
  • 横糸はなるべく長めにとってください(短いと凧が開かず、風を受け止められない)
  • なるべくよれにくいタコ糸を使う
  • 20mくらいなら、糸巻き代わりにペットボトルを使った方が、子供には巻きやすい
  • 竹ひごの代わりに、釣り竿の穂先などに使われるカーボンファイバーでもOK


■注意点

ゴミ袋を薄っぺらいものにして軽量化を図った代償として、耐久性がありません。

隊集会

今日は久しぶりに全員参加で隊集会を行いました。
まずは昨年から進めていた某飲料メーカーとのコラボ企画『環境マークプログラム』のまとめをしました。おうちで探して集めたエコマークの中から興味を持ったものを一つ選び、そのマークについて調べたことや感じたことをみんなの前で発表しました。
いつもの仲間だけど、発表となると緊張してしまいます(;´Д`)
なじみのあるマーク、初めて見たマーク、みんないろんなマークを探してきてくれました。
これからも引き続き地球温暖化、エコについて関心を持って生活したいですね。
その後は新チャレンジ章『フィールドマスター』に挑戦です。
まずマルチツールを触ってみます。初めて触るスカウトはドキドキ・・・
刃物を扱う上で注意すべきこと、ケガの手当についてリーダーから話を聞いて・・・
割りばしを削って割りばしペンを作りました。
初めは要領がわからず苦戦するスカウトもいましたが、なんとかみんな上手に割りばしペンが完成しました。写真撮り忘れました(^^;
完成した割りばしペンを使って、和紙にグリーティングカードを書きました。
カードを送る相手は、国際交流を予定している台湾のスカウトです。
台湾についてや台湾の団について話を聞いたあと、海の向こうの仲間たちに思いを馳せながら心を込めてカードを作りました。
年賀状を書くことも少なくなりつつありますが、相手を想ってメッセージを書くのはやはりいいものですね。

凧揚げ大会に参加@はらっぱ広場

今日のビーバー隊は、はらっぱ広場で開催される手作り凧揚げ大会に参加しました。天気は曇りの気温12度。雨が降りそうという予報もあったため、良かったです。ただし、風は凧揚げをするには少し弱いかなという感じ。

 

この凧揚げ大会は、毎年杉並区がこの時期に近所の小学生を対象として開催しています。コロナの影響がまだ残っているため、いつも提供されていた甘酒などは今年は無しとのことでした。


スカウト3名は朝9:00に広場の管理等横に集合。これから大会に向けて凧の製作です。凧の製作中の写真は撮り忘れ。。。しかし、凧は全員無事にできました。

 

さっそく参加登録。参加部門は「簡易凧部門」、「自作凧部門」、「(児童館の)凧教室部門」の3つありました。スカウトたちは自作凧部門に参加です。この自作凧部門、どう見ても競争相手が少なく、これはうまく飛ばせば上位入賞もできるのではないだろうか???期待も膨らみます。

 

大会は10:30から開始です。スカウトたちは広いはらっぱを元気いっぱいに走り回りはじめました。さあ、高く揚がるかな?まだ凧に慣れていないので、一生懸命に走りますが、最初はなかなかうまく揚がりません。

 

しかし、10分もするとだんだん慣れてきて、風をうまく捉えられる場面も出てきました。コツがつかめてきたかな?うまく揚がると凧揚げは楽しいですよね。スカウトたちは、このあと1時間くらい凧揚げを楽しみました。で、、、肝心の大会結果はどうだったのでしょう?

 

さて、スカウトたちは台湾のボーイスカウトのお友達にも凧を製作しました。誰も行ったことがないので、まずは台湾のことを隊長に教わります。日本よりもずっと南にあるんだね。

 

まだ見ぬ台湾のことを想像しながら、思い思いにお絵描きをしていきました。

 


作った凧を持って、みんなで記念撮影。大会の方は、残念ながら誰も入賞はできず。でも、来年は頑張るぞ!!!!

 

最後に隊長から木の葉章をもらって今日は解散しました。いい風が吹いているときにまた凧揚げをしましょう。