ボーイスカウト杉並第3団 活動ブログ

日々の活動を中心に、記録として残していきます。

施設見学 塩とたばこの博物館

今日はもともと高尾山へハイキングへ行く予定だったのですが、どうもその時間帯は雨が降りそう。しかも、お天気サイトによって曇りだったり0mmの傘マークだったり、2mm降ると言っていたり・・・バラバラで悩ましい状態です。

 

こんなときは、やはり雨雲レーダーを直接確認するのが一番です。見てみると、高尾山近辺は1mm前後の雨雲が定常的にかかっており、時折2-3mmの雨雲がかすめていく感じのようです。だいたい、1mm/時の降雨量といえば、普通の人は「雨が降ってる。傘がいるな。」と認識するレベルです。霧雨は0.1-0.2mm程度で、天気予報的には0mmで傘マークです(という、私の理解です。間違ってたらすみません)。つまり、「普通に雨が降るよ。傘がいるよ。」という状態のはず。

 

個人的には雨のハイキングは嫌いではないのですが、小学1-2年生のビーバースカウトにそんな「応用編」はまだ早いですし、高尾山とはいえ山に慣れていない保護者もいるしで今日は予定変更して施設見学にしました。前ふりが長くてスミマセン。

 

行き先は墨田区にある「塩とたばこの博物館」です。専売品であった「たばこ」と「塩」の歴史と文化をテーマとする博物館として、日本専売公社(現・日本たばこ産業株式会社)により設立された博物館です。この博物館では、たばこと塩に関する資料の収集、調査・研究を行い、その歴史と文化を広く紹介しています。

 

たばこは、アメリカ大陸の古代文明のなかで、儀式用の植物として人類に利用されたことを文化的な起源とし、日本へは、16世紀末に伝来し、江戸時代を通して庶民文化にとけこみ、独自のたばこ文化が生まれました。塩は、生命の糧(かて)として、人類と深い関わりをもってきました。世界的には実は岩塩が多いのですが、日本では海水を原料として濃い塩水を作り、それを煮つめるという、独自の製塩技術が発達しました。

 

エントランスホールから2階に上がり、まずは塩について学びました。大きな岩塩の塊に触ったり、いろんな形の塩の結晶を顕微鏡で覗いてみたりしました。製塩技術の模型などは仕組みがわかりやすく、保護者には興味深かったかもしれませんが、スカウトにはちょっと難しかったかもしれません。

 

そのあと、5階へあがって窓から東京スカイツリーをみながらの昼食です。

 

昼食が終わると、今度は3階へ降りてたばこの歴史について学びました。たばこって、ナス科で、唐辛子なんかとも近い分類なんですね。たばこの健康被害なんかの話もあり、最近は売上が大きく落ち込んでいるようですが、文化として残しておくのは悪くないかなと思います。スカウトたちは昭和のたばこ屋を再現した区画で、昔の焼きそばUFOのピンクレディーが出てくるCMを見て大盛り上がりしていました。時代が変わってもピンクレディーの衝撃は通用するようです。

 

ということで、今回の施設見学は終了です。