ここ数年、ビーバー隊で製作している凧の作り方を、備忘を兼ねて公開します。誰でも簡単にできて、よく飛びます。その材料は材料はだいたい100均で揃えることができます。
そこそこ風が吹いていれば、だいたい20mくらいは飛ばすことが出来ますが、それ以上は凧が紐の重さに負けてしまいます。それに、ビーバースカウトくらいだと、これ以上揚がると扱いが難しくなってしまします。
もっと飛ばしたい場合は、もっと大きいものにする必要があります。もし大きい凧を作る場合は、竹ひごの長さに比例させて全体を大きくしてください。
50cmの竹ひごを使って作ったときは、80mのタコ糸が全部出てしまうくらいよく飛びましたよ。
■用意するもの
- ゴミ袋(とにかく薄っぺらいやつ、45Lで4つ取れます)
- 竹ひご 2本(36cm : 100均で購入)
- たこいと 1.5~2mくらい ※長めが良い
- たこいと20m以上
- 型紙(下記の写真参考)
■必要な道具
- はさみ
- セロテープ
- 油性ペン
- 新聞紙
■準備
油性ペンを使用するので、まず新聞紙を床に敷いて下さい
■製作手順
- まず、型紙にしたがってビニールを切り出します
- 凧の足は4cm幅で長さは50cmくらいで2本とります
- 次に、切り出したビニールに竹ひごをセロテープで貼り付けます
- ビニールの横の角をテープで補強します
- そのテープの部分に穴を開けます
- 開けた穴に横糸(たこ糸)を結びつけます
- 結びつけた横糸の真ん中にたこ糸を結びつけます
- 最後に足をセロテープで取り付けます
※PDF版は、この記事の最後に添付しています。
■ポイント
- ゴミ袋は、とにかく薄っぺらいやつを選択してください(安モノがむしろ良い)
- 横糸はなるべく長めにとってください(短いと凧が開かず、風を受け止められない)
- なるべくよれにくいタコ糸を使う
- 20mくらいなら、糸巻き代わりにペットボトルを使った方が、子供には巻きやすい
- 竹ひごの代わりに、釣り竿の穂先などに使われるカーボンファイバーでもOK
■注意点
ゴミ袋を薄っぺらいものにして軽量化を図った代償として、耐久性がありません。