ボーイスカウト杉並第3団 活動ブログ

日々の活動を中心に、記録として残していきます。

ホバークラフトボウリング大会

もうすぐ2/22です。2/22はボーイスカウト創立者 ロバート・ベーデン=パウエルの誕生日です。世のボーイスカウト界隈ではBP祭とやらをやっているようですが、我らが杉並3団BVS隊はひと味違います。

この日の活動のメインは、なんと工作&ボーリング大会です。この日の集会はスカウト2名でしたが、楽しく盛り上がりましょう。

 

と言っても、BP祭的な要素も入れておこうと、最初にボーイスカウトの設立趣旨などを隊長から紙芝居形式で簡単にスカウトたちへお話ししました。いつ、どこでボーイスカウト活動が始まったのか、どんな活動をやっているのか、そしてBPの奥さんも同じ誕生日(2/22)だという豆知識もあり。ビーバースカウトたちもよく理解してくれたようです。
そして本題。

 


まずはダンボールとビニール袋を使って、パタパタホバークラフトを作っていきます。ダンボールは厚めと薄めの2種類用意してあり、好みの方を選んでもらいました。実はこの厚さによってホバークラフトの滑り方がだいぶ変わってくるんですよね。

パタパタホバークラフトの作り方は、この記事のいちばん下に資料を添付していますので、ご自由に再利用して下さい。

ちなみに、ビーバースカウトたちにとっては薄いビニール袋を丸く切り抜くのが難しかったようです。やわらかすぎるので、紙のようにはなかなかすんなり切れません。しかも円形にくり抜きます。中心にハサミを入れてからすべらせるように切り取っていくのがラクでキレイになるんですが、そうはうまくはできないよね。
ビニール袋と組み合わせるダンボールに思い思いの絵を書いてしまえば完成です。作業時間は30分ほど。せっかくなので、お父さんたちにも作ってもらいました。

 

ホバークラフトができたら練習です。押し出すときに勢いをつけすぎると前が浮いてしまい、ひっくり返ってしまいます。ちょうどいい力加減で、なるべく強くすべらせていくようにする必要があります。けっこうテクニックが必要。
ターゲットまでの距離は、この練習の様子をみて2m(くらいのところ)としました。
保護者のお父さんたちにも作ってもらっています。ダンボールの下に入れている穴のあいたビニール袋がいい具合に空気を保ち、摩擦少なくスーッと滑っていくのが気持ち良い。

いよいよボーリング大会。なぜかピンは8本ですが、後ろの大きい2本は倒せば2点です❢しかし、きちんと勢いがついていないと後ろの2本はなかなか倒れてくれません。
もっとうまく滑るよう、スカウトたちのチューニングが始まりました。
チューニングのポイントとしては、ダンボールの2枚重ねというのがいちばん効いたようです。重みが増すことで全体として浮き上がりにくくなり、安定感が格段に出てきます。それ以外に、ダンボール前方に重さを追加して前傾にさせるのも効果があったようです。

他に、ビニール袋にあける穴を可能な限り大きくすること。穴が小さいと床との接地面が大きくなって摩擦が増えます。適度に抜けていく空気で摩擦を減らすので、ギリギリの大きさにまで攻めて切り取っていくのが良いようです。ただし、切り取りすぎるとパンクしてしまうので要注意。

 

そんなこんなで大人も一緒になってゲームを楽しみ、気がつけば大盛り上がりでした。
最後、お隣でやっていたカブ隊のスタンツを鑑賞して本日の活動終了です。
こちら、パタパタホバークラフトの工作手順です。

ゲームのターゲットの距離が3mくらいと書いてありますが、最初は2mくらいで始めた方が良いかと思います。最初は3mだと遠すぎるかと思います。もちろん、チューニングがうまく進めば、3mでも楽しむことは可能ですよ。